民主党オフィシャルインターンを終えて

円より子事務所インターン
中央大学法学部(匿名)

 私が民主党のインターンに参加した理由は、大学の講義でいくら学んでも政治に対するイメージがまったくつかめず、「政治とは何か」ということについて自分の意見を作りたいと考えたからでした。インターン活動について期待していたことは、国会議事堂に行く、本会議をみる、議員さんと話す、政治にどのような人が関っているのか知る、テレビで見るニュースと現実との乖離はないか確かめる、政策形成過程を学ぶ、といったことがありました。
 5週間円より子事務所にインターン生として通ったことで、政治に対する向き合い方や考えたが変わりました。それは、円より子事務所の方々が本当にたくさんの経験をさせてくれたこと、政治の現場をみせてくれたことのお陰だと思います。
 一番印象に残っていることは、円先生が予算委員会の質疑に立ったときのことです。
 円先生が提案した意見は、それまでのインターンで関ってきた現場の声が反映されていることを明確に感じられるものでした。たとえば少し前にした金融についての勉強会で講師の方と先生、顧問が議論されていた政策について、支持層の主軸を構成する女性たちがもつ意見、市民団体から大臣に対する陳情などがくみ取られていました。
 私にとって政治はものすごく遠い世界の話であると考えていたため、政治家を介して市民の意見や民間人の経験が国会にダイレクトに反映されると知ったことはとても新鮮でした。
 日常の業務は、秘書さんの手伝いが中心でした。円事務所は出版記念パーティーを控えていたので、その案内を送付する作業などを行いました。これは、議員さんがどのような人々と関りをもっているのかということや、すべての活動において人との縁をとても大切にしていること、そういった人たちの支えで政治の活動が可能になっていることなどを知ることができた点でとてもいい経験になりました。
 政策会議を聴きに行ったときは本当に国家を動かす中枢にいるように感じられました。会議では議員、官僚、閣僚がそれぞれの立場から国民生活について議論し、政策案を形成していました。その内容が次の日には新聞に出ていたりすることもあり、日頃ニュースや新聞を読むときに政策形成過程についてのイメージを持つことができるようになりました。インターンが始まってからは毎朝通勤電車の中で新聞を読むのが楽しみになっていきました。
 他にもシベリア抑留者の損害賠償をもとめる集会に参加したり、大臣室への陳情団に同行したりしました。これらの活動は全く予期していなかったことであり、一般の方がこれほどまで直接的に政治に関っているということにとても驚きました。これらの人々の意見を親身に聴く政治家の姿をみて、政治がより身近なものに感じられるようになりました。
 5週間は長いようで短い、とても充実したものになりました。これほどまで多くの経験をさせていただいたのは、円先生の事務所の秘書さんをはじめとした本当にたくさんの人々のお陰だと思います。
 私がインターンで学んだことは日本を動かす政治家のような人でも「人と人とのつながり、縁」に支えられているということです。また、議員さんが毎日本当に多くの人と関っている姿をみたことを通して、自分も多くの人に支えられながらインターンさせていただいていることを実感しました。
事務所での活動のほかにも「GO!GO!YOUTH!」という勉強会に参加させていただきました。ここにおいても「人とのつながり」が一番のテーマのようでした。何十人もの議員さんに「若者へのメッセージ」をビデオレターとして撮影させていただくためにはその議員数の何倍もの人の協力が必要でした。
「国民の代表としての政治家」と出会い、人との縁を大切にすることを学びました。そして今回のインターンを通じてお世話になった方々、これまで/これから出会う人と真剣に向き合い、支えあい、そして感謝する精神を大切にしていこうと感じました。
政治は永田町でなくても人と人とが関りあうところならどこでも現場になると考えます。これからは、政治が難しいなどといって敬遠するのではなく、身近に存在する問題から積極的に向き合っていきたいと思います。
大変貴重な経験をさせていただき、本当にありがとうございました。
 
2010年3月30日

 

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