目頭が熱くなるほど嬉しいなでしこジャパンの優勝だった。
遅れるばかりの震災復興と原発事故の収束にうっとおしい気分が抜けなかったが、
久々に晴天が広がったようだった。

子どもの頃、運動会の騎馬戦は男子の種目と決まっていて、
女子はやらせてもらえなかった。
女子大の体育祭で生まれて初めて騎馬戦をやり、大興奮、痛快だった、
そんな時代に育った人間からみると様々なハンデがあったに違いない。
なでしこジャパンの彼女達の「あきらめない心」はまぶしいほど美しい。

スポーツではないが、金融の世界で、つい先日、
フランスの財務相だったラガルドさんがIMFの総裁となった。
国際金融機関のトップに女性が就いたのは初めてだという。

最近、我が国の国会議員にも女性が増えてきている。
1946年4月10日の衆議院議員選挙で女性が初めて参政権を得て、
39人の女性議員が誕生して以来60年以上の年月が流れているが、
それほど女性の比率はあがっていない。
ましてや財務や金融の大臣は皆無である。
私が10年ほど属していた財政金融委員会でも女性は私一人という時期が長かった。
年初の金融関係の賀詞交換会でも
背広姿の男性が95%以上を占めているのが当然という世界だ。
そういう中でラガルドさんが総裁となった。
ギリシャを起点にした信用不安がイタリア、スペインに及びそうな中、
ラガルドさんがどういう手腕を見せるか。頑張って欲しいものだ。

なでしこジャパンとラガルドさん