大島渚監督の訃報に接し、深い感慨を持ちました。

実は私がニコニコ離婚講座を主宰した1979年頃は、離婚に対する差別が大きく、
離婚講座を主宰しているというだけで蔑視されるような時代でした。

そんな時に、離婚をひとつの社会問題として女性や家族の問題に切り込むのは革命的で
面白い、何よりニコニコというのがいいと言って下さったのが大島渚さんだったのです。

その後も何かと目をかけて下さり、大島監督の試写にもよく招待して下さいました。
幼い娘を預ける人がいなかった時、娘連れで “Max mon amour” を観にいったら、
「こんな幼いお嬢さんが観て大丈夫かなぁ」
と監督が優しい顔で言われたこともありました。

次々と出会った人たちが世を去られる。
悲しいです。
大島渚さん。倒れられなかったら、今の世をどう切り取って描かれたか。
それを見てみたかったと思います。

 

大島渚監督の逝去を悼む