8月30日、国会前では大規模な安保法制のデモが行われましたね。
私も駆け付けたかったのですが、以前から頼まれていた松江市での民主党島根県連主催の
「男女共同参画政治スクール」で講演をしてきました
(ちなみに松江駅前でも安保法案反対デモをやっていました!)

全四回のスクールのうちの、第一回目。
テーマは、「女性と政治―ジェンダーギャップ指数(GGI)について」。

GGIとは、世界経済フォーラムが発表している指数で、世界の国を
四分野の男女格差指数(①健康、②教育、③経済、④政治)で評価したもの。
日本は104位という不名誉な地位にいるんです。

その理由は女性の政治参加の少なさと経済格差。例えば、

①男女の収入格差→年金格差(平均受給額・男性の半分、70代一人暮らしの女性の貧困率46.3%)
②高齢者虐待の被害者、70%以上が女性
③家族従業女性の労働対価→正当に評価されていない。
[所得税法56条]農村、商工自営業者の配偶者や家族が事業から受け取る報酬を事業の必要経費と認めない、と定めてあり、事業主の所得に合算。
④農協役員、農業委員における女性比率6%以下
⑤母子家庭 就業率81% 貧困率55%
⑥無償労働の多さ(女性1日の家事関連:4時間53分に対し、男性:39分)
⑦民法・刑法などにジェンダー差別が残ったまま

こうした不平等が厳然と存在しているのが今の日本。
有権者の半数は女性なのに、意思決定機関に女性が少なすぎることが要因の1つです。

一見、女性の社会進出が進み、「ワーママ」という言葉が出来、子育てに仕事に輝く女性が増えているかのように見えますが、実際多くの女性が大変な思いをしているのに、こうした不公平、不平等に気付かずに受け入れてしまっていることも多いのではと思います。

講演では、このような事態を改善するために、女性の政治参加を増やそう、
そのためにはどうすればいいかを諸外国の例をご紹介したり、具体的提案をお話ししてきました。

30名余りの参加者の方々は男性も数名いらして、みなさんから熱心な質問も出て、有意義な時間を過ごしました。
地方からもどんどん、女性の政治参加が進むことを願っています。

 

なぜ女性の政治参加は進まない?【松江で講演しました】