10月の女性のための政治スクールでは恒例のディベートを行いましたが、そのテーマの一つは18歳選挙権の是非でした。

1946年4月10日に行われた衆議院選挙で、女性が初めて参政権を得ました。それ以来の改革です。

今20代30代という若い世代の投票率が低い。だから18歳、19歳の若者もどうせ投票には行かないという意見があり、18歳に引き下げるより20代30代の人にまず投票行動を促すような方策が先だと反対派は言っています。いやしかし、なんでも初めてというのは関心が高くなりますね。なので、投票率も高まるからいいことだというのが賛成派の言い分です。

実際、1946年は女性たちは大挙して投票場に押し寄せたらしいです。そりゃあ、それまで、かやの外におかれていたんだもの、嬉しくないわけがないですよね。

20年前のことになりますが、女性のための政治スクールの当時の名誉校長加藤シヅエさんは女性議員第1号となった39人の一人です。彼女曰く、絶対投票しようとというだけでなく、女性も立候補して、議員になって日本の政治と社会を変えなくちゃという思いが強くあったそうです。

先日来の安倍政権と安保法制に対するシールズを代表とする若者たちの行動を見ると、戦後すぐの女性たちが男だけに任せたくないと思ったように、おっさん政治を打破するために、立ち上がって投票にいってくれるかもしれないですね。

高齢者の投票率が高いとどうしても高齢者優遇の予算や政策優先になります。それを止めて子育てや若者支援の政治に変えるいいチャンスになるかもしれません。

小学生からちゃんと政治教育をしている国もありますが、我が国は残念ながら教育と政治は切り離されてきました。

今回も政治的中立が重要と言われ、委縮している教育現場もあります。

日本の若者は幼い、だからまともな投票行動ができないし、投票権を与えるなら少年法も変えるし、他の様々な責任も取らせるべきだとの声もありました。

しかしディベートはともかく、来年の参議院選挙から18歳、19歳の若者たちが実際に投票します。自分たちの将来と住んでいるこの国のことを考えるきっかけになるに違いないと、おおいに私は期待しています。

 

スクールで18歳選挙権の是非についてディベート