一月末の日曜日。
昨年から早数カ月続けている挨拶回りの途中、ここ2~3年会っていなかった
30年来の友人とばったり。子どもの時から通っている教会の日曜礼拝からの帰りと。
2,3秒の差で会えなかったと思うと遭遇にびっくり。
「荻窪の事務所に近いうち顔を出す。からだに気を付けてね」と。

挨拶回りで杉並区内を歩いていると、こういう楽しい出会いや面白い発見がいっぱい。

「えっ、円さん本人?ちょっと待って」と出て来て下さり、「落選中なんて知らなかった。
頑張るのよ」と応援して下さる方もいれば、「何度あなたの名前を書いたか。今度こそ
当選するのよ」とハッパをかけてくれる人も。

5歳くらいの男の子には「何してるの?」と。ノート片手にメモを取りながら歩いている
私を見て不審に思ったのかも。お父さんが「そういうこと言っちゃだめだよ。こんにちはでしょ」と慌てる。
「いいんですよ、変に思った?近くに事務所を開いたからご挨拶に来たの、よろしくね」
「ふーん、あの人は?」と、同行のWさんを指さす。
「あの人はね、この政策ビラを持って一緒にまわってくれているの」
「大変ですね、日曜日まで。頑張ってください」とお父さん。

また、「原発反対!絶対あなたを応援する」と政策的な話をするケースも沢山あれば、
「その家は一人暮らしの人が入院しているから誰もいないよ」
「そこはこの間死んじゃってね、空き家だよ」といろいろ教えて下さる人も多い。

そう、本当に空き家が多い。まだ新しく立派な家や、以下にも空家といった朽ちそうな家もある。
一軒に3つも名字のある三世帯も多いし、広い敷地を相続したのか洒脱なマンションと大家さんの
家になっているものや、兄弟姉妹で三軒に分割したような家もある。

家の造りやドアの飾り、庭の花などからもそれぞれの暮らしぶりが想像できて楽しい。
また、昔なら留守を守るのは女の人が多かったように思うが、高齢化が進んだ今は、
男性が多いのも考察に値する。
表札にローマ字が多いのはこのあたりの新築の特徴なのか。
郵便受けも40種類以上あるし、大きな敷地でセコムに入っている家の多い地域もあれば
小さいアパートの立ち並ぶ地区もある。同じ杉並でもいろいろな街の顔がある。

これまで累計で約30万歩。100万歩まで歩くと杉並の街についてのエッセイでも書けそうだ。

201601311153
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杉並街歩きエッセイ