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多様性を受け入れる、誰でも暮らしやすい社会づくり

私は、「ニコニコ離婚相談」や「離婚110番」といったボランティア活動を通じ、3万人の母子家庭の人たちの相談を受けました。また、スペシャルオリンピックスの活動を通じ、知的発達障害の人たちや、その支援者の方々を応援してきました。ハーバード大学で女性の政治参画を話し合っていたとき、女性教授同士のカップルと話が弾んだこともありました。現在公開されている映画Sex and the City 2でも、主人公のキャリーとシャーロットの男友達同士が結婚するシーンが登場します。

日本は、障がい者や生活保護対象者など、社会的な支援の対象となっている人口が、欧米諸国と比べて極めて少数です。その上、性的マイノリティーの方々に対する理解も進んでおらず、そのことで悩んで生きている人たちもたくさんいます。

私は、障がい者やひとり親家庭の人たち、その他のあらゆる少数派の人たちが、ありのままの自分でいられる地域社会、それぞれの能力に応じて多様な才能を発揮できる社会作りを目指したいと思います。そうした社会は、少数派の人たちだけなく、誰にとっても暮らしやすい社会になるでしょう。「失われた20年」とも言われる先行きの見えない日本の社会・経済にとって、多様な価値観が新たな活力の源泉になると私は考えます。

2010年6月
円より子

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