女性のための政治スクールは、1993年2月にスタートし、今年で20周年を迎えました。madoka news 071_政治スクール

Madoka News071号02~03pに、

各界の皆様が寄せてくださった激励メッセージを掲載しましたので、ぜひ、ご一読ください。madoka-news-071.pdf

また、今回は、髙橋宗瑠さんより、新たにお祝いメッセージをいただきました。

以下にご紹介させていただきます。

髙橋宗瑠さん(国際人権NGO・ビジネス・人権資料センター日本代表 前・国連人権高等弁務官事務所パレスチナ副代表)

 

私は2012年の8月に、「パレスチナの人権と国際政治」というテーマでお話をさせていただきました。

当時私は国際連合人権高等弁務官事務所(国連の人権機関)のパレスチナの副代表を務めていたので、イスラエルの軍事占領がいかに過酷なもので、いかに多くの人権侵害のもととなっているのかについて、現場の空気も交えながらお伝えしようとしました。また、安全保障理事会を始めとする国連の諸委員会などが人権や平和のために存在するとは言え、いかに国際政治に強く影響され、国家間の力関係などに左右されるものかについても、言及させていただきました。

戦争犯罪を続けても無罪放免となる現状をいかに打開出来るか、国際政治を見る際に避けて通ることの出来ないパレスチナ問題の解決を日本としていかに模索するべきか、参加者と意見交換をしながらお話が出来、皆様の関心の高さなどに感服しました。

その後も人権侵害は止まず、2014年にイスラエルがガザに侵攻し、多数の尊い命が失われました。

2100人以上にも上るパレスチナ人の犠牲者の70パーセントほどが民間人で、戦争犯罪がかなりの規模で行われたのではないかという疑いが強く残っています。そして、停戦が合意されたとは言え根本問題は何ら解決されておらず、今後も同じようなことが繰り返されるのではないかと思われます。

また、パレスチナのみならず、シリアやイラクなど中近東の他の場所でも紛争は決して絶えない現状があります。そのような油断ならない国際情勢の中で、人権と平和を真剣に議論し、国際社会の一員として、また平和国家として日本にどのような役割があり得るのかを討議する場所としての「女性のための政治スクール」は、極めて大切かと思います。今後も引き続きよろしくお願い致します。

『女性のための政治スクール』 20周年のお祝いの言葉~その1~